NetCommonsユーザカンファレンス2017に参加してきました。
昨年は企業ブースに出展させてもらったんですが、今年は準備する時間がとれなかったこともあり、いちユーザとして参加してきました。
参加してみて「お!」と思った点だけ書かせてもらいますね。
コモンズネットは裏方から表舞台へ
今回のカンファレンスのセッションで「コモンズネットの新事業」についてのセッションがありました。
NPO法人コモンズネットはNetCommonsの普及・促進活動を行う組織です。
これまではコモンズネットにサポートとか問合せとかもらっても対応できないので「サポート等の問い合わせはしないでください」というスタンスでした。
オープンソースカンファレンスへの出展とかコモンズネット参加業者が展示会に出展するときのグッズサポートなど、これまではどちらかというと裏方とか地味な存在だったと思います。
それが今後は積極的にサポートや構築相談に応じていくという発表がありました。(あ、無料でなく有償でってことですが)
なぜか?
それはNetCommonsの開発・メンテナンスを継続的に行っていくためです。
今後もNetCommonsを開発・メンテしていくのには現実的にお金がどうしても必要です。そのための費用をコモンズネットの活動の中から捻出するために、これまでの裏方から表舞台に立つ方向に方針転換したようです。
そのため今後のコモンズネットではNetCommonsの導入相談等を積極的に受けていくそうです。
またコモンズネット会員へのサポートや案件紹介なども積極的にすすめていくそうです。
当社もコモンズネット会員になってるので、今後のコモンズネットの活躍が楽しみでもあります。
NetCommons2からNetCommons3への移行ツールは9月末正式リリース予定
今回のユーザカンファレンスでNetCommons2からNetCommons3への移行ツールについての紹介もありました。
正式リリース予定は9月末予定ですが、現在開発途上のものを下記Githubのリポジトリからダウンロードして利用することも可能です。
NetCommons2とNetCommons3では仕様の異なる部分もありますので、そういった部分は移行されなかったり、NetCommons3の仕様にあわせる形になったりします。
なので本番環境でいきなり移行ツールを動かすのでなく別環境を用意してどのように移行れるかを確認されるのが良いとおもいます。
あ、移行ツールでうまく移行できないような特殊ケースとかNetCommons2用に開発したプラグインをNetCommons3に移植したいようなケースがありましたらご相談ください^^;
NetCommons3プラグインの開発も移行ツールの開発も一部手伝わせてもらったので色々ご相談にのれるかと思います。
NetCommons3は2ヶ月に1度定期バージョンアップ予定
NetCommons3のリリーススケジュールについても説明がありました。
NetCommonsユーザカンファレンス直前にNetCommons3.1.4がリリースされ、次は9/30に3.1.5がリリース予定。その後は2ヶ月に1度定期リリースをしていく予定だそうです。
もちろん重大なバグがみつかったときは随時リリースされるそうです。