PHP7環境でXOOPS Cubeを動かすには
現在公開されてる最新版のXOOPS X(ten)はPHP7でうごきますので特別何かする必要はありません。
しかしホダ塾ディストリビューションや XOOPS 2.0.xJPはPHP7で動かないのでアップグレードが必要です。
現在稼働中のXOOPサイトをPHP7で動かすには?
現在稼働中のXOOPSがXOOPS X(ten)であれば、そのままPHP7で動く可能性が高いです。
ただし利用しているモジュールやバージョンによってはPHP7に対応してないこともあるので、本番環境をいきなりPHP7にバージョンアップするのはやめましょう。
まずはPHP7のテスト環境を用意して、その環境で動作確認してから本番環境をPHP7にしましょう。
XOOPS X(ten)以外の場合は?
プログラムをカスタマイズしてるかどうかで、このさきの選択が大きくわかれます。
テンプレートをカスタムしてる程度で、プログラムコードまではいじってない方は順当にアップグレードしていけば大丈夫です。
XOOPS Cube Legacy 2.1.x系やホダ塾ディストリビューションをお使いの方
XOOPS Cube Legacy 2.1系からXOOPS Cube Legacy 2.2へのアップグレードを行ってXOOPS Xへ移行できます。
アップグレードの手順は下記ページがよくまとまっています。
XOOPS 2.0.x JPをお使いの方
まず2.0.x系からXOOPS Cube Legacy 2.1.x系へのアップグレードを実施しましょう。それから前述のXOOPS Cube Legacy 2.2.x系へのアップグレード作業をおこないましょう。
アップグレード手順は下記ページを参考にしてください
カスタマイズしまくりなXOOPSをお使いの方
残念ながら、かんたんにアップグレードすればOKとはいかないです。
アップグレードしてしまうと、カスタマイズしたプログラムもカスタマイズ前の状態にもどってしまいます。
この場合のアプローチ方法は下記の2通り。
- アップグレードしてから、これまでに適用していたカスタマイズを再度行う方法。
- アップグレードをあきらめて現状のプログラムをPHP7に対応させる方法です。
私はこういうときは前者の方法を基本としてます。新しいバージョンではセキュリティフィックスやバグフィックスがされてることが多いので、できるだけそれらを適用させたいからです。
それと、いざ改めてカスタマイズしなおすために、どんなカスタマイズをしていたのかを調べなおすと、今はもうカスタマイズしなくても標準機能で問題なしだったり、時代が変わってもう不要なカスタマイズだったりってこともあります。(既読管理や”New”マークとかって一時は非常に重要視されてましたが、今はそれほどでもなかったりしますよね)
あ、アップグレードもいきなり本番環境でやっちゃダメですよ。
アップグレード失敗して進むことも戻ることもできない…なんてこともありますので^^;
アップグレードもちゃんとテスト環境用意して手順を確認したり動作確認してから本番環境をアップグレードしましょうね。
PS
カスタマイズもできるだけ配布ファイルを直接いじるらないでバージョンアップしやすいようにカスタムするのがおすすめです。
古い本になりますが、XOOPS Cube Legacy デベロッパーズバイブルはカスタムしなおすときにも参考になります。
“PHP7環境でXOOPS Cubeを動かすには” に対して2件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。